No.1287
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市立総合医療センター

高度な「がんゲノム医療」が身近にがん遺伝子パネル検査
最適な治療法を

「がんゲノム医療」とは、がん遺伝子の特徴を詳しく調べ、その人のがんに適した治療法を選ぶ医療です。
市立総合医療センターは、令和7年6月に、がんゲノム医療拠点病院である県立がんセンターと連携し「がんゲノム医療連携病院」の指定を受け、がんゲノム医療の提供を始めました。

がん遺伝子パネル検査とは

本センターは「がんゲノム医療中核拠点病院」や「がんゲノム医療拠点病院」と連携して、がんゲノム医療の提供を行う「がんゲノム医療連携病院」です。

がんゲノム医療は「がん遺伝子パネル検査」の結果を基に行われます。

この検査は、患者さんのがんや血液を使って、がん細胞に起きている遺伝子変化や特徴を知るための検査です。がんの特徴が分かれば、一人一人に適した治療法を探すことができ、遺伝子の変化によって、効きやすい薬が分かることがあります。

検査は、保険診療で行われるもの、自費診療で行われるもの、研究で行われるものがありますが、本センターでは保険診療の検査のみ行い、標準治療がない、または標準治療の終了が見込まれる固形がん(血液がん以外のがんの総称)の患者さんが対象です。

がん遺伝子パネル検査の流れ

本センターでの検査を希望する場合は、外来受診時に主治医へご相談ください。また、主治医が検査の実施が必要と考えた場合は、主治医から患者さんに検査の説明を行うこともあります。その後、院内の多職種による症例検討会を経て、検査の実施可否を判断し、外来受診時に判断結果をお伝えします。

実施可能と判断した場合、検査の流れや追加で必要な検査について説明します。そして、検体(がん細胞や血液)を確認した後、検査事業者に提出します。その後、複数のがんゲノム専門病院で、検査結果について話し合う「エキスパートパネル」を経て、患者さんに合った治療法を検討します。その結果を踏まえ、主治医が今後の治療方針について説明します。

検査の流れ

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  1. 1外来受診(1回目)

    主治医に相談

  2. 2外来受診(2回目)

    実施可否の説明

  3. 3がん遺伝子パネル検査

  4. 4エキスパートパネル

  5. 5外来受診(3回目)

    結果説明

がん遺伝子パネル検査の費用

検査には「がんゲノムプロファイリング検査」と「がんゲノムプロファイリング評価提供料」の費用がかかります。保険診療で行われるため、患者さんの自己負担割合は年齢や所得に応じて変わりますが、通常1〜3割負担で、負担額の目安は5〜17万円程度です。

なお、国の制度として、家計に対する医療費の自己負担が過重なものとならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、1カ月当たりの上限額を超えた場合に、超えた金額を支給する高額療養費制度があります。

本センターでは「患者サポートセンター」で相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。

料金表

がん遺伝子パネル検査の料金表
項目 検査費用 患者さん負担費用
(検査費用の1〜3割)
備考
がんゲノムプロファイリング検査 440,000円 約44,000〜132,000円 遺伝子を詳しく調べるための検査に必要な費用
がんゲノムプロファイリング評価提供料 120,000円 約12,000〜36,000円 専門家による治療方針の分析・結果説明を行うために必要な費用
560,000円 約56,000〜168,000円

化学療法室
― より快適で安心な環境づくり

化学療法室は、がんに対する薬物治療(化学療法)を安全に実施するための専用の治療室です。開院に伴い、化学療法室を9床から15床に拡充しました。また、1床当たりのスペースも拡大し、より快適かつ安心して治療を受けられる環境です。

新しくなった化学療法室。窓際に黄色いリクライニングチェアが並ぶ明るい治療室。
▲新しくなった化学療法室

放射線治療装置(リニアック)
― 体に優しく、より精密ながん治療へ

放射線治療装置(リニアック)の機能が向上し、IMRT(高難度放射線治療)の実施が可能となりました。IMRTは、がんに合わせて放射線の当て方(強さ・方向)を細かく調整することにより、体への負担をできる限り抑えながら治療を行うことができます。

機能が向上した放射線治療装置(リニアック)。大型の白い放射線治療装置。
▲機能が向上した放射線治療装置

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